プリペイド式SIMカードとは?メリットとデメリットも合わせて解説
プリペイド式SIMカードとは?
プリペイド式SIMカードは、予め定められた範囲内で利用できる使い切りタイプのSIMカードです。主に利用できるデータ容量が決められている容量型と、利用できる期間が決められている期間型の二種類があります。一般的なSIMカードのように毎月の継続契約が不要なことから、お試し利用に向いています。また、日本国内に短期滞在される方、お子様や高齢者にスマホを持たせる選択肢にもピッタリです(参考情報:お子様や高齢者のスマホ利用を検討している場合は、家族間でデータ容量をシェアできる、ファミリーシェアプランを用意しているSIMカードを合わせて検討するといいでしょう)。
容量制限型のプリペイド式SIMカード一覧
期間制限型のプリペイド式SIMカード一覧
メリット
プリペイド式SIMカードのメリットは、決まった金額・容量・期間内で利用できる点です。この他にも、本人確認書類の提出やクレジットカードが不要な点などもメリットとして挙げられますが、やはり基本的にはその料金形態、またそれに付随する利便性が一番のメリットと言えるでしょう。
デメリット
料金設定
プリペイド式SIMカードは、通常の継続契約が必要なSIMカードと比べると高めの料金設定となっています。前者の場合は1GB3,000円台がだいたいの相場ですが、後者の場合は3GB1,000円以内がだいたいの相場となります。
SIM形態
プリペイド式SIMカードは、データ通信専用のSIMカードとなります。電話機能やSMS機能は利用できません(LINEなど新規登録時にSMS認証が必要なサービスも利用不可、Facebook認証などを既に行っている場合は除く)。
また、プリペイド式SIMカードは、長期の利用には不向きです。中にはIIJmioプリペイドパックやmineoプリペイドパックのように、追加チャージや月額料金プランへの切り替えに対応したものもありますが、これらは例外と考えていた方が無難です。データ容量を使い切る度に、期間が切れる度に、購入や設定手続きを行うのは面倒な手間だと思います。
追加チャージ可能のプリペイド式SIMカード一覧
料金プラン移行可能のプリペイド式SIMカード一覧
設定作業
これはプリペイド式SIMカードだけではなく、全てのSIMカードに言えることですが、設定作業を全部自分で行う必要があります。一般的な利用手順は、通販サイトや取り扱い店舗でパッケージを購入し、専用ダイヤルに電話をかけ、パッケージに記載された情報を伝え、SIMカードを端末に差し込み、端末の設定>その他設定>モバイルネットワーク>アクセスポイントで新しいASPの登録を行います。この設定作業が面倒な方、難しいと感じる方には不向きです。
まとめ
以上、プリペイド式SIMカードの概要・メリット・デメリットについての解説となります。プリペイド式SIMカードは、あくまでもお試し利用や短期利用に向いたSIMカードと認識しておくと、購入後にトラブルが起きることもないでしょう。メリットとデメリット、その両方を理解した上で購入を検討して下さい。
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最終更新日:2015/05/15